WORKDAY関数の発展形！営業日を計算するWORKDAY.INTL関数-GSS/Excel/関数

ExcelのWORKDAY.INTL関数の使い方、使用例、メリット

Excelの日付関数のひとつであるWORKDAY.INTL関数は、指定した日数分だけ営業日（または平日）を加算した日付を計算することができます。祝日を含めないカレンダーを使用したり、週末を休業日としない場合にも対応可能なため、ビジネスシーンでの利用に適しています。本記事では、WORKDAY.INTL関数の基本的な使い方や構文について解説します。

WORKDAY.INTLの構文

WORKDAY.INTL関数の基本的な構文は以下の通りです。 =WORKDAY.INTL(開始日, 日数, [週末], [祝日]) 開始日：計算を開始する日付を指定します。 日数：開始日から加算する営業日（または平日）の日数を指定します。 週末：週末を休業日とするかどうかを指定します。1を指定すると週末を休業日とします。省略可能です。 祝日：加算から除外する日を指定する祝日の範囲を指定します。省略可能です。

週末と祝日を含める場合の構文

週末と祝日を含める場合の構文は以下の通りです。 =WORKDAY.INTL(開始日, 日数, [週末], 祝日範囲, [祝日]) 祝日範囲：祝日を含める場合に、祝日が含まれる範囲のセル範囲を指定します。例えば、「A2:A10」と指定すると、A2～A10のセルに記載されている日付が祝日として扱われます。必要に応じて、別のシートに記載している範囲を指定することもできます。

週末を休業日としない場合の構文

週末を休業日としない場合の構文は以下の通りです。 =WORKDAY.INTL(開始日, 日数, 2) 週末を休業日としない場合には、第3引数に「2」を指定します

複数の条件を組み合わせた計算

WORKDAY.INTL関数は、日数を加算するだけでなく、引数として渡された日付に対しても加減算を行うことができます。たとえば、ある日付から3営業日後の日付を求める場合は、以下のようにWORKDAY.INTL関数を使用します。

このように、WORKDAY.INTL関数を使えば、複雑な条件を組み合わせた計算も簡単に行うことができます。