特定の日付を計算するEDATE関数-GSS/Excel/関数

ExcelのEDATE関数の使い方、使用例、メリット

Excelを使って月次の集計をする場合、EDATE関数を使うと便利です。EDATE関数を使えば、ある日付から指定した月数分前後の日付を求めることができます。本記事では、EDATE関数の基本的な使い方や応用例について説明します。

EDATE関数とは

EDATE関数とは、ある日付から指定した月数分前後の日付を計算する関数です。EDATE関数は、以下のような構文を持ちます。

EDATE(start_date, months)

start_dateには、計算の基準となる日付を入力します。monthsには、start_dateから前後どのくらいの月数の日付を求めるかを指定します。monthsに負の値を指定すると、start_dateから指定した月数分前の日付を求めることができます。一方で、monthsに正の値を指定すると、start_dateから指定した月数分後の日付を求めることができます。

EDATE関数の使い方

EDATE関数の使い方を具体的な例を交えて説明します。

例1:ある日付から1か月後の日付を求める

=EDATE(A2,1)

上記の式を入力すると、A2セルに入力した日付から1か月後の日付が求められます。

例2:ある日付から3か月前の日付を求める

=EDATE(A2,-3)

上記の式を入力すると、A2セルに入力した日付から3か月前の日付が求められます。

EDATE関数の応用例

EDATE関数は、月次の集計以外にも、様々な場面で活用することができます。以下に、EDATE関数の応用例をいくつか紹介します。

応用例1:ある日付から指定した期間後の日付を求める

例えば、ある契約が終了する日から1年後の日付を求めたい場合、EDATE関数を使って以下のように計算することができます。

=EDATE(B2,12)

上記の式を入力すると、B2セルに入力した契約終了日から1年後の日付が求められます。

ある日付から指定した月数分先の最終日を求める

次に、ある日付から指定した月数分先の最終日を求める応用例を紹介します。

例えば、2023年4月16日から3ヶ月後の最終日を求める場合、以下のようにEDATE関数とEOMONTH関数を使うことができます。

=EOMONTH(EDATE(""2023/4/16"", 3), 0)

この場合、EDATE関数で2023年7月16日を求め、その結果をEOMONTH関数の引数として渡すことで、2023年7月の最終日である31日を求めることができます。

このように、EDATE関数とEOMONTH関数を組み合わせることで、ある日付から指定した月数分先の最終日を求めることができます。この応用例は、月末締めの業務などで活用できます。

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