ビンゴにも使えるRAND関数-GSS/Excel/関数
ExcelのRAND関数の使い方、使用例、メリット
Excelには、ランダムな数値を生成するRAND関数があります。このRAND関数を使うことで、シートにランダムな値を表示したり、ランダムなテストデータを作成したりすることができます。今回は、ExcelのRAND関数の使い方、使用例、メリットについて詳しく解説します。
RAND関数の使い方
ExcelのRAND関数は、以下のような構文を持ちます。
=RAND()
この関数を使用すると、0以上1未満の範囲内でランダムな数値を生成することができます。生成される値は、新しい値が必要になるたびに変わります。
また、RAND関数は、セル範囲内に配列式として入力することもできます。例えば、A1からA10までのセルにランダムな数値を入力するには、以下の式を入力します。
{=RANDARRAY(10,1)}
この式では、RANDARRAY関数を使って、10行1列の配列を生成しています。中括弧で囲むことで、式を配列式として扱うようにしています。この式をセル範囲に入力することで、ランダムな数値が入力されます。
RAND関数の使用例
0から1の範囲のランダムな数値を生成する
RAND関数を使うと、0から1の範囲のランダムな数値を生成することができます。例えば、A1セルに以下の式を入力することで、0から1の範囲のランダムな数値を生成することができます。
=RAND()
この式を複数のセルにコピーすることで、複数のランダムな数値を生成することができます。
特定の範囲内のランダムな数値を生成する
RAND関数を使うことで、特定の範囲内のランダムな数値を生成することができます。例えば、A1セルに以下の式を入力することで、1から100の範囲内のランダムな数値を生成することができます。
=INT(RAND()*100)+1
この式では、RAND関数が生成した0から1の範囲の数値に100をかけて、INT関数で小数点以下を切り捨てています。そして、1を足すことで、最終的に1から100の範囲内の整数をランダムに生成することができます。