重複を排除してリスト化するUNIQUE関数-GSS/Excel/関数
Excelで重複を取り除くならUNIQUE関数が便利!使い方から注意点まで徹底解説
Excelを使って表やデータを扱う際、重複する情報を削除したい場合があります。そんなときに便利なのが、「UNIQUE関数」です。UNIQUE関数を使うことで、重複する情報を1つにまとめることができます。本記事では、UNIQUE関数の使い方から注意点まで、徹底解説します。
UNIQUE関数の使い方
UNIQUE関数は、重複する情報を1つにまとめるための関数です。使用方法は以下の通りです。
UNIQUE関数を使用したいセルを選択する
「=UNIQUE(範囲)」と入力する
これで、範囲内の重複する情報が1つにまとめられます。
UNIQUE関数の使用例
UNIQUE関数は、様々なデータを重複なくまとめることができます。例えば、以下のような場合に使うことができます。
・複数人からのアンケート回答結果の重複をなくす
・商品の特徴をまとめたいときに、同じ情報が複数ある場合に1つにまとめる
UNIQUE関数のメリット
UNIQUE関数を使うメリットは、以下の通りです。
重複を取り除くことができる
重複する情報を1つにまとめることができるため、データの精度を上げることができます。
データの可視化が容易
重複する情報を1つにまとめることで、必要な情報だけを見やすく表示することができます。
計算が簡単
重複する情報を1つにまとめるため、計算式の入力が簡単になります。
UNIQUE関数活用時の注意点
UNIQUE関数を使う際には、以下の注意点に気を付けてください。
範囲にヘッダーがある場合は、範囲を指定するときに含めない
ヘッダー行がある場合、範囲内に含めてしまうと、ヘッダー行が1つの情報としてまとめられてしまうため、重複を取り除くことができなくなります。
FILTER関数とUNIQUE関数を使った応用
UNIQUE関数で指定する範囲内に空白がある場合、空白も一つのデータとして見なされてしまいます。純粋にデータがあるものだけを抽出したい場合、FILTER関数と一緒に使うことで空白を無視することができます。
=UNIQUE(FILTER(範囲,範囲<>""))
上記のような式にすると、FILTER関数によって空白を除いたデータが抽出されたのちに、UNIQUE関数で重複を除外したデータがリストアップされます。