配列要素の積を合計するSUMPRODUCT関数-GSS/Excel/関数

Excelの関数の中で、よく使われる関数の1つに「SUMPRODUCT関数」があります。この関数は、配列を対象とした計算を行う際に使用されます。

構文

まず、SUMPRODUCT関数の構文を確認しましょう。

=SUMPRODUCT(array1, [array2], [array3], ...)

次に、SUMPRODUCT関数を使った例をいくつか紹介します。

単純な計算

以下のような数値があるとします。

A1: 2
A2: 3
A3: 4

このとき、以下の式を入力することで、各セルの値を掛け合わせた結果の合計を求めることができます。

=SUMPRODUCT(A1:A3)

この場合、2 × 3 × 4 = 24となります。

複数の配列を使った計算

以下のような数値があるとします。

A1: 2
A2: 3
A3: 4


B1: 5
B2: 6
B3: 7

このとき、以下の式を入力することで、A列とB列の対応するセルの値を掛け合わせた結果の合計を求めることができます。

=SUMPRODUCT(A1:A3, B1:B3)

この場合、(2 × 5) + (3 × 6) + (4 × 7) = 56となります。

条件による計算

以下のような数値があるとします。

A1: 2
A2: 3
A3: 4

B1: 5
B2: 6
B3: 7

このとき、A列の値が2以上の場合に、A列とB列の対応するセルの値を掛け合わせた結果の合計を求めることができます。

=SUMPRODUCT((A1:A3>=2)*A1:A3, (A1:A3>=2)*B1:B3)

この場合、(2 × 5) + (3 × 6) + (4 × 7) = 56となります。

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