時系列データでトレンドを予測するTREND関数-GSS/Excel/関数
monroeExcelでトレンド分析！TREND関数の使い方と注意点
Excelを使って、時系列データのトレンドを分析することは非常に重要です。Excelには、TREND関数があり、トレンド分析によって予測値を計算することができます。本記事では、TREND関数の使い方と注意点について解説します。
TREND関数とは
TREND関数は、Excelの関数の1つであり、線形回帰分析によって予測値を計算することができます。具体的には、TREND(予測するx値, 範囲y, 範囲x)のように使います。たとえば、A1からA5までの範囲xで、B1からB5の範囲yを基に、xが10の場合のyの予測値を求める場合、TREND(10, B1:B5, A1:A5)とすると、予測値が返されます。
TREND関数の使い方
TREND関数を使うには、以下の手順に従って操作してください。
Step1：トレンド分析をする範囲xと範囲yを指定します。
Step2：TREND関数を使って、予測値を計算します。
たとえば、A1からA10までの範囲xで、B1からB10の範囲yを基に、xが15の場合のyの予測値を求める場合、以下のように入力します。
=TREND(B1:B10, A1:A10, 15)
TREND関数活用時の注意点
TREND関数を使う際には、以下の注意点に注意してください。
・範囲xと範囲yのデータ数は同じでなければなりません。
・範囲xと範囲yの値は、数値でなければなりません。
・TREND関数は、直線によって予測値を計算するため、データが曲線的な傾向を持つ場合には、予測値が正確ではなくなる可能性があります。
これらの注意点を把握しておくことで、TREND関数を正しく使うことができます。
【TRENDのまとめ】
ExcelのTREND関数は、時系列データのトレンドを分析することができます。
