文字列を結合するTEXTJOIN関数-GSS/Excel/関数

TEXTJOIN関数とは?使い方と例文

Excelには、様々な関数が存在します。今回はその中でも、テキストを連結する際に便利な「TEXTJOIN関数」について解説します。テキストを簡単に結合することができるTEXTJOIN関数の使い方をマスターしましょう。

TEXTJOIN関数とは

TEXTJOIN関数は、複数のセルやテキストを指定して、文字列を結合する関数です。この関数を使うことで、数百ものセルからデータを結合する手間を省くことができます。また、セパレーター(区切り文字)を指定することもできるので、見やすいテキストを作成することができます。

TEXTJOIN関数の使い方

TEXTJOIN関数の使い方は簡単です。以下のように構文を記述します。

=TEXTJOIN(セパレーター, 省略可能な値の指定方法, 結合したいテキストまたはセル範囲)


セパレーター:結合するテキストの間に入れたい文字列を指定します。
省略可能な値の指定方法:区切り文字を入れる位置を指定するためのパラメータです。省略可能です。
結合したいテキストまたはセル範囲:結合したいセル範囲またはテキストを指定します。

例えば、A1からA5までのセルの値をカンマ区切りで結合したい場合は以下のように記述します。

=TEXTJOIN(",",TRUE,A1:A5)


この場合、セパレーターに「,」を指定し、省略可能な値の指定方法に「TRUE」を指定します。結合したいテキストまたはセル範囲には、「A1:A5」を指定します。

TEXTJOIN関数の例文

A B
apple red
banana yellow
grape purple

これらをTEXTJOIN関数を使って結合してみましょう。

=TEXTJOIN("、",TRUE,A2:A4)&"は"&TEXTJOIN("と",TRUE,B2:B4)&"です。"


この場合、セパレーターに「、」を指定し、A2からA4までのセルを結合して「apple、banana、grape」とします。また、B2からB4までのセルを結合して「redとyellowとpurple」とします。それぞれを「&」を使って結合し、最後に「は」と「です。」を結合します。
すると結果は"apple、banana、grapeはredとyellowとpurpleです。"となります。

この式では、A列の「apple」、「banana」、「grape」というテキストを「、」で区切って結合し、その後ろに「は」という文字列を追加します。次に、B列の「red」、「yellow」、「purple」というテキストを「と」で区切って結合します。最後に、それらを「と」という文字列で連結して、最終的な文字列「apple、banana、grapeはredとyellowとpurpleです。」を作成します。

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