文字コードから文字を出力するCHAR関数-GSS/Excel/関数
CHAR関数で文字コードから文字を出力しよう
Excelには、テキストの操作に便利なさまざまな関数が用意されています。その中でも、今回は「CHAR関数」について解説していきます。
CHAR関数とは、数値で表された文字コードに対応する文字を出力する関数です。例えば、文字コードが65であれば、大文字の「A」を出力することができます。
この関数を使うことで、手動でテキストを入力する手間を省くことができ、また、文字コードを使った特殊な文字の出力も可能になります。
CHAR関数の使い方
CHAR関数の構文は以下の通りです。
=CHAR(数値)
ここで、「数値」には、出力したい文字の文字コードを指定します。例えば、文字コードが65であれば、以下のように関数を入力します。
=CHAR(65)
この関数を実行すると、大文字の「A」が出力されます。
また、文字コードが0から31までの制御文字については、直接入力することはできませんが、以下のように入力することで出力することができます。
=CHAR(10)&"テキスト"
この場合、改行文字を出力するためにCHAR関数を使用しています。
CHAR関数の例題
以下のようなデータがあったとします。
A
65
66
67
これらに対して、CHAR関数を用いて文字を出力する場合、以下のような関数を入力します。
=CHAR(A2)&CHAR(A3)&CHAR(A4)
この関数を実行すると、ABCという文字列が出力されます。
CHAR関数のまとめ
CHAR関数は、文字コードに対応する文字を出力するための関数です。文字コードを知っている場合には、手動で文字を入力する手間を省くことができます。また、制御文字を出力する場合にも使用することができます。