指定した桁数で四捨五入するROUND関数-GSS/Excel/関数
【ROUND関数とは】Excelの四捨五入関数
Excelには、数式を簡単に計算するための様々な関数があります。その中でも、ROUND関数は特定の桁数に切り捨てたり、切り上げたりすることができる四捨五入関数の一つです。本記事では、ROUND関数の使い方や、実際の例を交えながら詳しく解説します。
【ROUND関数の構文】
ROUND関数の構文は以下の通りです。
=ROUND(数値, [小数点以下の桁数])
この場合、小数点以下2桁に切り上げるため、結果は5.35になります。
【ROUND関数の使い方】
ROUND関数は、指定された数値を指定された桁数に四捨五入することができます。第1引数には四捨五入する数値、第2引数には四捨五入する桁数を指定します。第2引数は省略可能で、省略すると0が指定されたものとして扱われます。
例えば、以下のようにROUND関数を使用することができます。
=ROUND(A1, 1)
この場合、A1の値を小数点以下1桁で四捨五入して返します。例えば、A1の値が1.456の場合、結果は1.5となります。
また、第2引数に負の数を指定することで、整数部分を四捨五入することもできます。例えば、以下のようにROUND関数を使用することができます。
=ROUND(A1, -1)
この場合、A1の値を10の位で四捨五入して返します。例えば、A1の値が1234の場合、結果は1230となります。
【ROUND関数の例】
ROUND関数は、小数点以下を丸めることにより、指定された桁数に切り捨てたり、切り上げたりすることができます。以下に、ROUND関数の例をいくつか紹介します。
例1:指定した小数点以下の桁数に四捨五入
=ROUND(1.234, 2)
結果:1.23
例2:指定した小数点以下の桁数に切り上げ
=ROUND(1.234, 1)
結果:1.2
例3:指定した桁数で四捨五入
=ROUND(1234, -2)
結果:1200
【まとめ】
ROUND関数は、Excelの四捨五入関数の一つであり、指定した数値を指定した桁数に四捨五入することができます。第1引数に四捨五入する数値、第2引数に四捨五入する桁数を指定します。