指定した桁数で切り上げるROUNDDOWN関数-GSS/Excel/関数
ROUNDUP関数とは、Excelで使用される数値関数の1つで、指定した桁数に切り上げた値を返す関数です。ROUNDUP関数は、主に金融や統計分析などの分野で使用されます。
ROUNDDOWN関数と似ていますが、ROUNDDOWN関数は指定した桁数に切り捨てた値を返すのに対して、ROUNDUP関数は指定した桁数に切り上げた値を返します。
ROUNDUP関数の書式は以下のとおりです。
numberは切り上げる数値、num_digitsは切り上げる桁数を指定します。num_digitsが0の場合、numberを整数値に切り上げます。num_digitsが正の場合、小数点以下の桁数を切り上げ、負の場合は整数部分の桁数を切り上げます。
例1:数値の切り上げ
=ROUNDUP(5.345, 2)
この場合、小数点以下2桁に切り上げるため、結果は5.35になります。
例2:負の数値の切り上げ
=ROUNDUP(-8.24, 0)
この場合、整数部分の桁数を切り上げるため、結果は-9になります。
例3:金額の切り上げ
=ROUNDUP(A2/B2, 0)*B2
この場合、A2には金額、B2には消費税率が格納されています。A2/B2で税抜き価格を求め、その値を切り上げて税込み価格を計算しています。
ROUNDUP関数は、数値を指定の桁数で切り上げる場合に便利な関数です。特に、金融や統計分析などの分野でよく使用されます。
=ROUNDDOWN(1234.5678, 2)
この場合、結果は1234.56になります。
例2:小数点以下3桁で切り捨てる
=ROUNDDOWN(9876.54321, 3)
この場合、結果は9876.543になります。
まとめ
ROUNDDOWN関数は、Excelで使用される数値を指定された桁数で切り捨てるための関数です。本記事では、ROUNDDOWN関数の概要や使用方法、使用例を紹介しました。Excelで数値の切り捨てを行いたい場合は、ROUNDDOWN関数を使用してみてください。