指定したセルの列番号を取得するCOLUMN関数-GSS/Excel/関数
Excel COLUMN関数の使い方を徹底解説
COLUMN関数は、指定したセルの列番号を取得する関数です。この関数を使うことで、セルの位置に応じて動的に列番号を参照することができます。
COLUMN関数の使い方
COLUMN関数の基本構文は以下の通りです。
=COLUMN(セル)
具体的には、以下のようなデータがあったとします。
A B C D
1 1月 2月 3月 4月
2 1000円 2000円 3000円 4000円
3 500円 600円 700円 800円
このデータの中で、2月の売上が入っているセルの列番号を取得するには、以下のようなCOLUMN関数を使用します。
=COLUMN(B1)
この場合、B1セルの列番号を取得しています。この関数を使用することで、セルの位置が変わっても、列番号を常に正しく参照することができます。
また、COLUMN関数は、配列式で使用することもできます。例えば、以下のようなデータがあったとします。
A B C D
1 1月 2月 3月 4月
2 1000円 2000円 3000円 4000円
3 500円 600円 700円 800円
このデータの中から、2月と4月の売上を取得し、合計を計算したい場合は、以下のような配列式を使用します。
=SUM(B2:D3 * (COLUMN(B2:D3) = COLUMN(B1)+1 + COLUMN(B1)+3))
この場合、B2:D3の範囲を取得していますが、COLUMN関数を使って列番号を動的に参照しています。COLUMN(B1)でB1セルの列番号を取得し、それに1と3を加えたものと比較しています。このため、この式は、B2とD2のセルの値を掛け合わせ、B3とD3のセルの値を掛け合わせた結果の合計を計算します。
COLUMN関数は、セルの列番号を参照するための便利な関数であり、動的な参照が可能なため、複雑な式を簡単に作成することができます。