小数点以下を切り捨てるINT関数-GSS/Excel/関数
INT関数とは
INT関数とは、Excelの関数の1つであり、引数に指定された数値を切り捨てて整数値を返す関数です。この記事では、INT関数の基本的な使い方や具体的な例文を交えて、詳しく解説していきます。
INT関数の基本的な使い方
INT関数の構文は以下の通りです。
=INT(数値)
この関数は、引数に指定された数値を切り捨てて、整数値を返します。たとえば、以下のような数値があった場合、INT関数を使って整数値に変換することができます。
=INT(3.14) → 結果:3
=INT(5.8) → 結果:5
また、INT関数は負の数を扱うこともできます。
=INT(-3.14) → 結果:-4
=INT(-5.8) → 結果:-6
INT関数の具体的な例文
INT関数は、データの集計や整形に便利な機能を持っています。以下では、具体的な例文を交えて解説していきます。
例文1:商品の在庫数を整数値で表示する
ある店舗の商品の在庫数が、以下のような数値で表されているとします。
商品名 在庫数
商品A 4.5
商品B 8.2
商品C 12.0
この表を、在庫数を整数値で表示するように整形する場合、INT関数を使って以下のように計算できます。
=INT(B2) → 結果:4
=INT(B3) → 結果:8
=INT(B4) → 結果:12
これにより、商品の在庫数を整数値で表示することができます。