値がどこにあるか検索するMATCH関数-GSS/Excel/関数

Excel MATCH関数の使い方を徹底解説

MATCH関数は、検索したい値が配列の中でどこにあるかを検索するための関数です。この関数を使用することで、配列内で検索対象となる値が最初に出現する位置を検索できます。

MATCH関数の使い方

具体的には、以下のようなデータがあったとします。

A B C D
1 Jan Feb Mar Apr
2 100 200 300 400
3 500 600 700 800


このデータの中で、検索したい値が300である場合、MATCH関数を使ってこの値が最初に出現する位置を検索することができます。

=MATCH(300, B2:D3, 0)

この場合、B2:D3の範囲で、値300を検索しています。最後の引数である0は、検索結果を完全一致で行うことを指定しています。

この式を実行すると、3が返されます。これは、配列の中で300が最初に出現する位置が、B2:D3範囲内の3行目であることを示しています。

また、MATCH関数を使用すると、配列内で値が存在しない場合にはエラーが発生します。このエラーを回避するために、IFERROR関数を使用することができます。

=IFERROR(MATCH(900, B2:D3, 0), "Not Found")


この場合、値900を検索していますが、配列内に存在しないため、エラーが発生します。IFERROR関数を使用して、エラーが発生した場合には"Not Found"というメッセージを表示するようにしています。

MATCH関数は、配列内での値の位置を検索するために便利な関数であり、多くの場合、VLOOKUP関数やHLOOKUP関数と一緒に使用されます。

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