麻布十番の名店・「秦野よしき」さん新業態「鮨となり」に訪問

名店ひしめき合う港区麻布十番。

美味しいお寿司屋さんも多くありその中でも「秦野よしき」さんは名店中の名店。

この度「秦野よしき」修行を積まれたお弟子さんの「安藤聖」さんが、「秦野よしき」プロデュースの新しい寿司業態の店長に就任し、2022年1月14日にオープンされたので訪問してきました。

新業態は「立ち食い」形式で、気軽に本物のお寿司を楽しむというコンセプトのもと始められています。

麻布十番界隈では立ち食い形式はちょっとだけ広がりつつあり、近くにも「十番右京ナチュールスタンド」や「十番スタンド」「bistroあわ」「喜久や」などがあります。(喜久やさんは閉業されましたが)

この界隈は入れ替わりが激しいですし、隙間なくお店が立ち並んでいることもあり、狭いところでもいいものを提供すると考えたときに立ち食いという選択肢もでてくるのかなと思います。

お寿司屋さんなんかは特に、立ち食い形式こそ原点ですよね。

江戸時代のお寿司屋さんは屋台で立ち食いで食べるもので、庶民が気軽に立ち食いしてさっと帰るというものでした。

「鮨となり」では、まさに「気軽に」「江戸前の味」を楽しめる、お寿司屋さんで、江戸時代に思いをはせつつノスタルジーな気持ちでお寿司が楽しめます。

鮨となりのメニュー

メニューはおまかせが2コース(並・上)。あとはお好みになります。

おまかせ並は6600円、上は9900円。

我々はもちろん上を頼み、あとはお好みで楽しみました。

おこのみのメニュー表はこのよう感じです。

並の写真も撮ったつもりでしたがフォルダにありませんでした。残念。

さっそく食べたお寿司の紹介です。

おまかせ上に含まれていたものはこちら

  • 車えび
  • うに
  • のどぐろ
  • 小肌
  • はまぐり
  • まぐろ赤身
  • まぐろ中トロ 
  • まぐろ大トロ
  • いか
  • 北寄貝

追加で頼んだのがこちら

  • あなご
  • トロタク
  • 赤貝

無類のあなご好きとしてはあなごは絶対に外せません!

車エビ

甘めのおぼろがまたよい!

追加の赤貝。

歯ごたえ最高。

酢がきつすぎないので食べやすい。

ボリュームがありとっても美味しい小肌でした。

もうちょっと経って時期がきたらシンコも食べたいと思わせるクオリティ!

追加のトロタク。

夫と1本頼んでハーフずつ食べました。

ねっとり甘い脂で美味しいです。

これぞ江戸前な身厚でふっくらしたはまぐり。

ツメも程よい甘さでとてもおいしいです。

追加のあなご。

とろっふわで最高なあなご。

よいあなごを仕入れられているとのことで、そのおかげでとろふわ触感に。

しっかり身厚で大きいあなごを使われていると思いますが、骨を全く感じさせません。

この時期旬で大好きなのどぐろ。

いわずもがなな脂のり。シャリと混然一体になっており最高の味です。

うに手巻き。

これでもかとうにが含まれていて、濃厚なうにの旨味に溺れることができます。

海苔もパリパリでお店でちゃんと焼かれてるのかな?と思いました。

中トロ。

ほどよい脂乗りでこれまた最高。

とってもきれいなお寿司で、お味も素晴らしい。

まぐろ赤身。

こちらもいい漬かり具合です。

シャリとまぐろの間にゆずが仕込まれているのですが、ゆずがほわっと鼻から通って、小気味よいです。

北寄貝。

お酢でしゃぶしゃぶして寝かせたとのことですが、酸が口の中に残るような感じではなく、貝特融の磯臭さを消しているだけかなと思いました。

肉厚で美味しいです。

まぐろ大トロ。

まさにキングなお寿司の一つですね。

脂乗りは大トロの中では控えめで上品です。

脂の甘味だけでなく、鮪そのものの旨味も感じられるいい塩梅の大トロでした。

いか。

ねっとりとしていてほどけて消えていくような触感。甘味もとてもよいです。

秦野よしきクオリティの「鮨となり」は高コスパ寿司屋!

どのお寿司も最高レベル!

こんな最高のお寿司をサクッと気軽に楽しめるのはほかにないと思います。

おなか一杯二人で食べて25000円程度。

コストパフォーマンスがよすぎます!

お酒を飲まれても2人で3万もあれば十分楽しめるかと思います。

家の近くにいいお店ができて大変ありがたいです。

これからも訪問したいと思えるよいお店でした。

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