スクロールしても頭の見出しが固定される表示固定-GSS/Excel/関数
GSS(Googleスプレッドシート)の表示固定とは
今回は表示固定をしていきます。長いこと社会人生活していて、GSSも仕事でもプライベートでもよく使っていますが、意外とみんなやってくれないですよね(涙)
表示固定しないと見づらくて作業効率が20%以上は下がる気がします。
慣れれば簡単なので、ぜひ積極的に使ってみてください。
設定方法
上の図を見てください。左側の行数を示す枠の「4」をクリックした状態です。濃い緑色になってますよね?
この状態で、上部のメニューバーの「表示」を押します。(左から、「ファイル」「編集」「表示」「挿入」「表示形式」「データ」「ツール」「アドオン」「ヘルプ」が並んでます)
すると一番上に「固定」というメニューが現れます。
さらに固定の中の「現在の行(4)まで」というメニューをクリック。
すると下の図のようになります。
4行目の下にグレーの二重線のような横ラインが見えますか?これが固定された状態です。
続いて、縦方向も固定します。
上の図を見てください。今度は「K」が選択された状態です。この状態で、行固定した時同様に、「表示>固定>現在の列(K)まで」を選択します。
K列も固定されました。
実際の売り上げ管理シートなどは、D列のメンバーで固定した方が見やすいのですが、この演習ファイルは右側に演習問題を掲載しているので、あえてK列を固定しています。
固定する場所はそれぞれのファイルの特性や目的に合わせて使ってみてください。
まとめ
- 表示固定のメリット
- 先頭の見出しがスクロールしても常に上部または左で固定して表示される
- 表示固定の注意点
- 固定された部分が画面のほとんどを占めると見づらいので注意
- どうしてもたくさん固定したい場合は、行や列を「グループ化」して表示・非表示を簡単に切り替えられるようにして作業効率を維持する