家庭運用について

今回は我が家の運営手法についてお話しようと思います。

ツールについて

我が家ではいろいろなツールを作ったり使ったりして運用しています。現在、我が家の運営に使っているツールは以下の通りです。

B/S(自作スプシ)...貸借対照表です。お互いの独身時代の資産も一緒に管理しています。お互いの株式や保険等も明記し、クリーンな運営で隠し財産等がありません。

PL(自作スプシ)...年間で計画した予算に対しての着地を記載します。マネーフォワードで決済したものが大体2か月遅れでそろうため、2か月遡って月に1度の頻度で着地を記載しています。

マネーフォワード...基本現金決済はなしで、カードor電子マネー決済にし、すべてマネフォ連携をしています。PL項目とマネフォ項目もそろえて確認が楽になるようにしています。(マネフォ上で目標管理もできるようですが、同スプレッドシートファイル内で計算もしたいためいったん別管理をしています。)

家庭の防災チェックリスト(自作スプシ)...リスクマネジメントコンサルの夫が作ったチェックリストをつかってやっています。
有事の際の連絡手段についても事前に確認して実際に使ってみたりしています。我が家では有事の際は災害用伝言板を使うことが決まっています。あらかじめメールアドレスを登録しておくと、有事の際にも手間取ることがないのでぜひ事前登録をお勧めします。
また家の近くの避難所はもちろん、お互いの勤務地の近くの避難所や徒歩での帰宅経路も事前確認しておくと安心です。

将来設計計画書(自作スプシ)...ふたりの人生の目標を決めて、それに合わせて年間目標、クォーター目標を設定しています。目標は「仕事」「生活」「健康」「趣味」「経済」「ポリシー」「パートナーシップ」「家庭」「育児」「学習」の項目ごとに設定。期末に振り返りをし、また来期にむけての目標を設定します。

WBS(自作スプシ)...『将来設計計画書』で取り決めた目標達成のために、項目ごとにやるべきタスクを分解し記載。担当、優先度等を決め進捗確認します。

家事タスクリスト(自作スプシ)...家事スキルの低い夫育成用のリスト。私が病床に伏しても家事を問題なくできることを目的にスキルアップをしています。家事を定義し、期末にどれくらいできているかを評価します。
名前のない家事を定義するためになるべく動作を細分化し、内容のほか、難易度、頻度、工数、実施タイミング、優先度をつけています。例えば料理という大カテゴリの中に、献立検討、買い物、調理、後片付けの中カテゴリがあります。さらにその内容を難易度によって細分化されています。
レベル1は「普通調理」と命名し、「献立通りに作る」としています。レベル2は「アレンジ調理」とし、「レベル1の調理技能にプラスし、食材の状況に合わせてアレンジしながら作る」としています。レベル3は、「下ごしらえ」で、「1,2の調理技能にプラスし、前日等に下ごしらえをし、調理時間を最短にする」としています。
そのほか大カテゴリ、中カテゴリ、レベルで事細かにタスクを分解しています。
2019年は全家事のレベル1を100%達成、レベル2を50%達成、レベル3を20%達成を目標にしています。

ちなみに2Qの実績は、レベル1:57%、レベル2:58%、レベル3:25%で、進捗度70%です。
評価のタイミングでは、各項目ごとに目標未達成の理由を特定し、ネクストアクションを検討します。

ツールを活用するメリット

このように、ふたりのディレクターが考えた「理想の家庭」を、ふたりのプロダクトマネジャーが達成に向けてツールを使って推進している感じです。

仕事みたいで息苦しいと思われる人もいるかもしれませんね。でも、お互いが思う「理想像」をざっくりではなく明確にすり合わせを行うことは大事だと思います。そして、目標達成のためのアクションプランを日常に落とし込むことで、二人で着実に「理想の家庭」に向かっていけると思います。

いずれは使っているスプシをフォーマット化していろんな人につかってもらえるようにしたいなとおもっています。今すぐ公開してもいいのですが、直近アップデートを予定しているため、それが終わってからにしようと思います。

というのも、実は「終活」を始めようと思っています。33歳と34歳の夫婦ですから、早いように思われるかもしれませんが、「理想の家庭」や「理想の人生」の最終地点は「理想の死」だと思います。なので、これから二人で「理想の死」について考え、それを実現するためのツールを作ろうとしています。

それが終わったら展開したいと思います。

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